業務自動化を目的としたPythonサンプルコード記事です。使い方のイメージと、サンプルコードをセットに公開しています。難しい用語の解説は控えめに、まずは動かしてみたい人向けのコンテンツです。
はじめに
どうもMizokeiです。今回は、Pythonを使用した「業務自動化シリーズ」を書いていきます。
主に業務を自動化する目的のサンプルコードを紹介していこうと思います。本記事の実行環境は以下です。
実行環境
- Windows10 64bit
- Python 3.7
使用するライブラリ
また、今回のサンプルコード使用するPythonライブラリは以下です。
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# # 標準ライブラリ # import os.path # # 追加ライブラリ # import win32com.client as client |
追加ライブラリのインストール方法が分からない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
前提
まず、起動するExcelファイルを準備しましょう。Pythonスクリプトと同じ階層です。
次に、定数を設定する際に、準備したExcelファイル名を拡張子とともに宣言しておきましょう。
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# # 定数 # #配置済みのExcelファイル名(拡張子含む) EXCEL_FILE = '/forAutomation.xlsx' |
宣言した変数は以下のコードで使用しています。パスを変更する際は、文字列に注意しましょう。
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#配置済みのExcelファイルを開く workbook = app.Workbooks.open(os.path.dirname(__file__)+EXCEL_FILE) |
使い方のイメージとサンプルコード
「業務自動化シリーズ」では、サンプルコードを紹介するだけでなく、その使い方を例に紹介します。普段の、主に業務の中で、使えそうなコードがあればぜひ利用してみてください。
※動かすことを目的とした記事です
とりあえず、動かしてみることが目的なので、専門用語などの難しい話は、別途参照書などを御覧ください。
使い方のイメージ
今回のサンプルコードは、以下のような際に利用できるかと思います。
- そのほかのRPAツールと連携したい
- 自動化したいけど立ち上げるだけで良い
- Excelを手動で起動したくない
サンプルコード
以下、サンプルコードの全文です。
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# -*- coding: utf-8 -*- ''' クラスを作成してみよう ''' # # 標準ライブラリ # import os.path # # 追加ライブラリ # import win32com.client as client # # 定数 # #配置済みのExcelファイル名(拡張子含む) EXCEL_FILE = '/forAutomation.xlsx' #メイン処理 if __name__ == '__main__': #Excelアプリケーションを定義 app = client.Dispatch("Excel.Application") #画面に表示 app.Visible = True WshShell = client.Dispatch("WScript.Shell") WshShell.AppActivate(app.Caption) #配置済みのExcelファイルを開く workbook = app.Workbooks.open(os.path.dirname(__file__)+EXCEL_FILE) workbook.Activate() |
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