はじめに
どうもMizokeiです。
社内のシステム担当をしていると、今日はちゃんとサーバー動いているか?なんて言葉が飛び交っているかもしれません。当然、多くの環境では、サーバーが稼働しているかをチェックするバッチやcron、スクリプトなりで確認していることでしょう。
接続チェッカーを作ってみる
そんな中、mysqlも動作しているか、もしくは、接続できるか確認できると頼もしいものです。今回は、そんな接続確認スクリプトを、pythonで書いてみようと思います。
python初心者でも数行で実現するコードなので、コピペして使ってみてください。それでは、以下が実行環境です。
実行環境
- Windows10 64bit
- Python 3.7
ライブラリのインポートが必要です
今回は、mysqlへ接続を試みるため、以下のライブラリをインポートする必要があります。
・mysql-connector-python
以下の記事でpipによるインポート手順を紹介していますので、参考にしてみて下さい。
接続処理で接続確認
当たり前ですが、mysqlに接続できるかどうかの確認は、接続を試みることで確認します。通常、接続できる前提のmysqlに接続できなかった場合は、エラーが発生しますが、try,except文内で行うことで、接続確認に使用しています。
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try: #接続情報を初期化 connection = connector.connect( user='root', password='', host='localhost', database='testdb' ) cursor = connection.cursor() #接続成功ログ出力 print('接続できました。確認できたので切断します。') #切断 cursor.close connection.close #接続成功ログ出力 print('切断しました。') except: #接続できなかった場合はログ出力 print('接続時にエラーが発生しました。終了します。') |
実行してみると…
さっそく、作成したスクリプトを実行してみます。当然ですが、mysqlを起動していないので、数秒の間をおいて、プログラムは終了しました。
次に、mysqlに接続できるように、xamppを使用してmysqlを立ち上げます。
改めて、スクリプトを実行してみると、接続確認が取れていますね。
接続チェッカースクリプトの全文
以下が今回作成したスクリプトの全文です。動作ログのために、print()文の出力を入れていますが、それでも少ないコード量で接続確認ができているかと思います。他の処理と組み合わせて、ぜひ使ってみて下さい。
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# -*- coding: utf-8 -*- #!/usr/bin/env python ''' pythonを使用してmysqlに接続します。 ''' # # 追加ライブラリ # #MySQL接続用 import mysql.connector as connector #メイン処理 if __name__ == '__main__': #改行 print() try: #接続情報を初期化 connection = connector.connect( user='root', password='', host='localhost', database='testdb' ) cursor = connection.cursor() #接続成功ログ出力 print('接続できました。確認できたので切断します。') #切断 cursor.close connection.close #接続成功ログ出力 print('切断しました。') except: #接続できなかった場合はログ出力 print('接続時にエラーが発生しました。終了します。') #改行 print() |
この記事が誰かのお役に立つと幸いです。それでは。
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